HSCの子育てをしていると
と、子供に振り回されてしまう事があります。
疲れるな、しんどいな、と思うこともありますよね。
そう思っているのは、あなただけではありませんよ。
では、どうしたら「HSCの子育てはしんどい」から、抜け出せるのでしょうか。
HSCの特性を理解し、子供を他の子供と比べないことです。
そして、子供を認めてあげることで子育てはグッと楽になります。
Contents
HSCとは?
HSCとはとても敏感で、繊細で豊かな感受性の気質を持った子供の事です。
子供の5人に1人がHSCだと、言われています。
HSCにはDOESと言われる4つの特徴があります。
HSCは4つの特徴すべてに当てはまります。
- D→深く処理する(Deph of processing)
- O→刺激を強く受けやすい(essy Overstimulated)
- E→感情的な反応が強い(Emotional responsivness)
- S→共感力があり、微妙な刺激に敏感である(empathy and sensitive to Sbtle stimuli)
上記のような特性に当てはまったら、お子さんはHSCの可能性があります。
HSCの子育ては何で疲れるの?
うちの子は何でHSCなの?
HSCの子育てって、こんなに大変なの?
そんなふうに感じたことは、ありませんか。
誰でも子育てをしていれば、「子育って大変!」と思いますよね。
HSCの子育てが大変だと感じてしまうのは、次のような理由が考えられます。
- よく泣く、ぐずる
- 癇癪を起しやすい
- 他人の気持ちに敏感なため、影響を受けやすい
- 感受性が豊かなので、疲れやすい
- 子供が大きくなると、幼稚園や学校に行きます。
帰宅するとなぜか機嫌が悪く、そのうちに癇癪を起して大泣きをはじめてしまい、手が付けられないことがありませんか。
HSCはとても敏感なので、幼稚園や学校でいろいろな刺激を受けとってしまうからです。
そして、機嫌が悪くなったり、癇癪を起してしまうのは、HSCの気質のせいです。
家の外には、色々な刺激があります。
HSCは刺激に敏感に、反応してしまいます。
いつも頭がフル回転なので、とても疲れてしまうのです。
家に帰ってきて、安心して外で受けたストレスを発散しているのでしょう。
あるいは、疲れすぎて癇癪を起している場合もあります。
でも、そんな子供の様子を見ていたら、イライラしてしまう事もありますよね。
と頭を抱える事もあるでしょう。
HSCの子供を持つ親なら、誰でも思うことです。
周りからの理解が得られない
子供の敏感さや、癇癪に悩んでママ友に相談したら
などと言われたことはありませんか。
周りの理解が得られないと、悲しくなりますよね。
今は理解が得られなくても、HSCの子育てをすることで、あなたが他のHSCを育てるママの良き理解者になれます。
HSCの疲れない子育て法!
HSCの子育ては、どのようにすれば疲れないのでしょうか。
HSCの特性を理解する
大切なのはママ自身が、HSCの特性を理解することです。
今は核家族が当たり前です。
- ママはどうしても、ワンオペ育児になってしまいます。
- ママが一人で頑張っているので、子育てに疲れるのは当然です。
子供の話に耳を傾ける
ママ友が、
子供が帰ってくると、今日あった事を話してくれるんだけど、悪口や嫌だった事ばっかりなの。
心配して「学校では、嫌な事しかないの?」って聞いたら、子供が「そんなことないよ。
帰ってきてママに嫌な事話すから、明日も学校行けるんだよ。」って言ってたの。
きっと、ストレスを発散してたのね。
と話していたことがありました。
子供が話しかけてきたら、10分でもいいので家事の手を休めて、話を聴いてあげましょう。
他の子供と比べない
○○ちゃんは何であんなに、聞き分けがいいの?
うちの子は何で○○ちゃんみたいに出来ないの?
子育てをしていたら、誰でも一度は自分の子供と他の子供をくらべた事がありますよよね。
でも、くらべるのは今日で終わりにしましょう。
HSCにはいいところも、たくさんあります。
感受性が豊かで、共感力があるので、優しい子が多いですよ。
またママが仕事で疲れていたり、家事で忙しくしていると、心に余裕がなくなります。
そして、イライラしてしまいます。
イライラしていると、つい子供の出来ないところに注目してしまいます。
HSCの子供は親の感情も、敏感に読み取ります。
子供の出来ることに注目して、マイペースに頑張っている子供を褒めてあげてください。
相談できる相手を作る
一番身近なのは、パパ、ママのご両親、兄弟です。
または、仲良しのお友達もいいですね。
人と話すだけでも、気分は楽になりますよ。
疲れた時は休む
子育てで疲れた時は、思い切って休んでしまいましょう。
パパやご両親、兄弟などに子供を預けて、休みましょう。
リフレッシュすることで子供にやさしくできますよ。
HSCの子供は敏感ですから、ママがイライラしてるより、笑顔のママが好きなはずです。
疲れていると、自分を責めてしまいます。
1日くらい子育てを休んでも、子供には何の影響もありません。
むしろ、1日休んだだけでママが笑顔でられるなら、子供はハッピーです。
でも、なかなか休めないママもいますよね。
実家が遠かったり、パパの仕事が忙しいなど預けられないママもいますよね。
そんな時は、お友達と電話したり、個室で10分間一人だけになってみることをお勧めします。
体や心が休まると、次の日から活力がわいてきますよ。
まとめ
今回はHSCの子育てはしんどいと感じてしまう事や、HSCの子育てに疲れた時はどうすればよいのかについて紹介しました。
HSCの子育てで大切なことは、HSCの特性を理解して、他の子供と比べず、子供を認めることです。
そして、疲れた時は思い切って休むことです。
子育ては、当たり前ですが何年も続きます。
HSCにプラス、イヤイヤ期や反抗期が来るのです。
でも、考えすぎることはありません。
なるべく楽しく子育てができるように、肩の力を抜いてください。
子供も、日々成長しています。
なんでこんなに泣くの?
何でこんなに敏感なの?