

習い事で自信をつけさせてあげたいけど、うちの子に合う習い事って何だろう?」
お子さんがとても繊細、敏感で、自分に自信が持てず、ネガティブな思考になりがちと悩まれていませんか?

「自分の好きなものを見つけてあげたい」
「本人に合った習い事が分からない」
「習い事で自己肯定感を高めてあげたい」
と思いますよね。
お子さんのその繊細さは、もしかしたらHSCだからかもしれません。
HSCとは「Highly Sensitive Child(ひといちばい敏感な子)」の事です。

習い事は自己肯定感を育み、自信をつける方法の一つです。
お子さんに合った習い事をさせてあげるために、HSCのお子さんにお勧めな習い事の4つの特徴をお伝えします。
- 一人でできる
- 自分を表現できる
- 競争、勝ち負けにこだわらない
- 思考力を生かすことができる
また、HSCのお子さんが習い事をするときには、少し気を付けてあげたい点があります。
それは、
- 習い事を始めるタイミング
- スケジュールに余裕を持つ
- お子さん本人の意思で始める
- 習い事の先生や教室がお子さんに合っている
- 成果を求めない
しかし、繊細過ぎるからこそ、「習い事行きたくない」「辞めたい」と習い事が続かなくなる理由があります。
- 習い事で辛いことがあった
- 教室や先生との相性が悪い
- 疲れやすい

Contents
繊細で敏感なお子さんにお勧めな習い事の特徴4選

実際に習い事をさせようと思って調べていくと、色々な習い事があって迷いますよね。
一番は本人が興味ある事、やってみたい事を中心に探されるかと思います。
「好き」、「やりたい」は成長に大きくつながりますし、自己肯定感を高めてくれます。

「特にこれといった強い希望がない」
「他にうちの子が合いそうな習い事がないかな」
- 一人でできる
- 自分を表現できる
- 競争、勝ち負けにこだわらない
- 思考力を生かすことができる
それぞれ説明していきますね。
一人でできる
HSCのお子さんは周りの気持ちや行動を察知して反応する特性があります。
大人数で行う習い事では、周りの子の言動などに影響を受けやすく、刺激が多いかもしれません。

ピアノ
ゴルフ
書道
テニス など
自分を表現できる
HSCのお子さんは感受性が豊かなため、自分を表現できる習い事では大いにその特性を生かすことができるでしょう。

芸術など鑑賞すると、大人でも驚くような洞察量を発揮することがあります。
習い事によって表現のバリエーションが増え、より豊かな才能が花開くかもしれません。
バレエ
絵画
工作
ピアノ など
競争、勝ち負けにこだわらない
勝敗や優劣がつきやすい習い事は数多くあります。
「勝ちたい」という気持ちは、向上心や物事を進める原動力になったりと、とても良い面があります。
しかし、繊細なお子さんにとって競争や勝敗のつくことは、相手の気持ちを考えすぎてしまったり、自分のだめだった部分にばかり目が行ってしまったりと、ネガティブな面がより浮き彫りになってしまう可能性があります。
必要以上に落ち込だり傷ついたりしてしまうかもしれません。

茶道
リトミック
自然体験 など
思考力を活かすことができる

物事を順序立てて考え、結論に向けて計画的に実行していくことができるのです。
思考力を伸ばすと、
- 複雑な問題や情報の中から本質を見極めることが出来る。
- 問題解決や意思決定を行う能力を身に着けることができる。
- 変化に柔軟に対応できる
これらのことができるようになります。

科学教室
料理
将棋
囲碁 など
HSCが習い事をするときに気を付けたい事


「得意なことを伸ばしてあげたい。」
「幼稚園や学校以外にも居場所を作ってあげたい」
「習い事で自信をつけさせてあげたい」
親御さんがお子さんに習い事をさせるのには、様々な理由がありますよね。

HSCのお子さんが習い事をするにあたって、親として気を付けてあげたいことがあります。
それは、
- 習い事を始めるタイミング
- スケジュールに余裕を持つ
- お子さん本人の意思で始める
- 習い事の先生や教室がお子さんに合っている
- 成果を求めない
それぞれ説明していきますね。
習い事を始めるタイミング
HSCのお子さんは、ちょっとした変化にも敏感に感じ取ってしまうため、自分にとって変化が大きいとストレスや疲れを感じやすくなります。

新学期や引っ越し、他に新しいことを始める際は、できるだけ習い事を始めるのを避けた方が良いでしょう。
しかし、新学期にスタートする習い事って結構多いですよね。

スケジュールに余裕を持つ
HSCのお子さんは先にも記述した通り、とても疲れやすいです。
気を使ったり、深く考えすぎたり、刺激を受けやすかったりと常にピリピリしていることもあります。
そのため、HSCのお子さんには刺激から避けられる場所に行ったり、一人でぼーっとできる「ダウンタイム」という休む時間が必要なのです。

また、学校や習い事によっては宿題をしなければならないところもあります。
家に帰ってからもやらなければならないことがある、時間に余裕がないと、お子さんも休むことができません。

習い事は週1~2回程度にする、遅い時間の習い事は入れないなど、お子さんの自由時間や余白時間を十分に確保できるようなスケジュールを立てていくことが大切です。
お子さん本人の意思で始める
一番大切なのはお子さんの気持ちです。

親御さんはお子さんの気持ちを一番に考えていると思います。

お子さんが「やってみる」と言って始めた習い事だったけど、実は

例えば、

「英会話はみんなやってるから行った方がいいじゃない」
習い事の先生や教室がお子さんに合っている
習い事の先生や教室の相性が合わないと、お子さんはストレスを強く感じます。
相手の雰囲気を感じやすいHSCのお子さんは、厳しめの先生や、クールで口数少ない先生だと、「先生怒っているのかな」と不安になってしまったり、うまく自分の意見や表現を伝えることが出来なかったりします。
そのため、実際に通っている方から情報を得たり、事前に体験や見学に行ってみることをお勧めします。
先生の雰囲気、声掛けや、レッスンの進め方はお子さんに不安を与えないか、 また先生だけでなく、教室の雰囲気や匂い、明るさなどがお子さんに不快感を与えないかの確認も必要です。

先生や教室の雰囲気が、お子さんに刺激を与えそうな際は、お子さんが我慢できる範囲なのか、慣れていけるものなのかを検討しましょう。
状況によっては、先生に配慮が可能かを聞くのもいいですね。
成果を求めない
習い事をしている時に「成功」や「達成」といった成果に重きを置いてしまうと、HSCのお子さんは敏感に「失敗」を恐れるようになってしまいます。

周りと比べてしまったり、「もっと頑張ったらできる」といった声掛けは控えましょう。
HSCのお子さんは人の気持ちを敏感に察知します。

「もっと頑張らないといけない」
親御さんが習い事の「成果」を求めている気持ちに、プレッシャーを感じてしまうのです。

HSCは習い事が続かない?

お子さん本人が「やりたい」とはじめた習い事であっても、行きたがらなくなったり、


お子さんに習い事をさせている保護者の方へのアンケートでは、習い事を嫌がったことのあるお子さんは約6割もいたそうです。(引用:『HugKum』 | 乳幼児~小学生ママ・パパのための子育て・育児情報メディア。運営:小学館 子どもと一緒に楽しむ、学ぶ、成長する。)
HSCに限らず、お子さんの半数以上は「習い事に行きたくない」と1度は思っているようです。

お子さんがHSCでも非HSCでも、習い事が続かず、悩まれている親御さんは多いのかもしれませんね。
では、繊細で敏感なお子さんはどのようなことで習い事を辞めたくなるのでしょうか。
ここでは、HSCならではの3つの理由についてお伝えしたいと思います。
- 習い事で辛いことがあった
- 教室や先生との相性が悪い
- 疲れやすい
習い事で辛いことがあった

「自分だけできなかった」
「教室に人がいっぱいだった」
大人の私たちからしたら「え?こんなことで?」というようなことでも、HSCのお子さんにとっては大事のことがあります。
HSCのお子さんは、その人一倍敏感な性質から「いやだ」と感じることが多く、また、感じ方も強烈です。

些細な刺激でも徹底的に受け止めてしまうため、ストレスに対して恐怖や怒り、悲しみを他の人より強烈に感じてしまいます。
大人の私たちが

「もうちょっとがんばってみたら?」
教室や先生との相性が悪い
先述したように、HSCのお子さんは環境に影響されやすく、習い事の先生や教室の相性が合わないと、ストレスを強く感じます。
HSCのお子さんは少し注意を受けただけでも、自分を全否定されたと感じてしまうことがあります。
1のことに対して10受け取ってしまうのです。

疲れやすい
HSCのお子さんは、感覚処理に対する神経が生まれつき敏感であり、刺激に反応しやすい傾向があります。
普段お子さんは、幼稚園や学校に通われているかと思いますが、幼稚園や学校は、様々な刺激や感情が飛び交っている所です。

暑い、寒い、風が強いという状況でも影響が出てしまいます。

疲れが残っているうちに、次に習い事まで行くとなると、お子さんにとっては相当負担がかかっていると思われます。

「心と体を休ませたい」
また元気であっても、「習い事に行くとすごく疲れるてしまう」と分かっているような刺激の多い習い事であれば、行く前から行きたくなくなるでしょう。
HSCのお子さんの疲れやすさやその対処法については、下記の記事に詳しく記載してます。
是非、ご参照ください。
「HSCは疲れやすい!?園や学校に行くだけでクタクタなわが子の対処法とは?」
辞めたい気持ちを認める
習い事を辞めたいと言ったり、行きしぶりがあるようなら、継続するかどうか検討しましょう。

「甘やかしているだけなのかな」
しかし、HSCのお子さんは、環境に大きな影響を受けやすい気質があります。
「嫌だ」と言ったネガティブな環境下では、我慢できていた気持ちも表出するようになったり、不安や癇癪が強くなります。
また刺激や痛みにより敏感になったりするのです。
逆にポジティブな環境にも影響されやすく、習い事は楽しい、好きという気持ちがあると大きく成長していくのです。
無理やり続けさせようとしたり、辞めたい気持ちを責めたりすると、HSCのお子さんは「親に否定された」「自分はダメなんだ」とよりネガティブに捉えてしまいます。

お子さんの気持ちを尊重する姿勢を見せましょう。
行きたくない時は休んだり、辞めるか悩んでいるときは、まずは「休会」してみる方法もあります。

まとめ


お子さんも初めは緊張して不安になってしまうかもしれません。

「好き」や、「やってみたい」という気持ちをお子さんに持ってもらうために以下のことをお伝えしました。
- 一人でできる
- 自分を表現できる
- 競争、勝ち負けにこだわらない
- 思考力を生かすことができる
- 習い事を始めるタイミング
- スケジュールに余裕を持つ
- お子さん本人の意思で始める
- 習い事の先生や教室がお子さんに合っている
- 成果を求めない

しかし、ご本人がやりたいと言っていた習い事でも、HSCならではの理由があって辞めたいと感じることはあります。
そんな時は、お子さんの気持ちを尊重し、今後どうしていくかを一緒に考えましょう。

困ることもあるけど、繊細さを活かせるようなことってないかな。」