【HSC子育てがしんどい!】HSC子育てに疲れた時は自分を褒めよう!!

子どもの気持ちに寄り添おうって思うけど、不平不満や要求が多くて正直疲れる。
繊細過ぎる子どもの将来が心配で、叱ってばかりで疲れる…

 

 

ひといちばい敏感なお子さんをお持ちの親御さんは、日々の子育てで「しんどい」「疲れる」と感じる場面が多々あるかと思います。

 

いきまる
そのしんどさや疲れる原因は、HSCのお子さん自身の特性から影響されることももちろんありますが、それだけではありません。

 

 

HSCの子育てが疲れる原因4選
  • HSCの特性のため
  • HSCの将来が不安になる
  • 自分の思い通りに行動できない
  • 周りの理解がない

 

実はHSCの子育てでも疲れない方法があります。

 

HSCの子育てが疲れない6つの方法
  • まずはHSCについて理解する
  • 癇癪や不機嫌が起きて当然と思っておく
  • 自分と相手の境界線を引く
  • マイペースな子育てでオッケー
  • 将来この子は大丈夫と信じる
  • 自分を褒める

 

今回はHSCの子育てが疲れる理由とHSCの子育てが疲れない方法をお伝えします。

 

いきまる
この記事を読むことでHSCの子育てについて気持ちが楽になり、親御さんもお子さんも ハッピーになりますよ。

 

なぜHSCの子育ては疲れる?

 

HSC(Highly Sensitive Child:ひといち倍敏感な子ども )を育てる親御さんが疲れてしんどくなってしまう原因には、いくつかの要因があります。

 

HSCの子育てが疲れる原因4選
  • HSCの特性のため
  • HSCの将来が不安になる
  • 自分の思い通りに行動できない
  • 周りの理解がない

 

それぞれ説明していきますね。

 

HSCの特性のため

 

HSCのお子さんは感受性がとても強い傾向があります。

 

「こんなことで?」ということにでも敏感に感じ取り、また反応してしまいます。

 

いきまる
そのため、ちょっとした刺激に対しても、不安や緊張、怒りや悲しみといった感情を強く表現することが多く、 親御さんがその感情に巻き込まれてしまい、疲弊してしまうのです。

 

HSCの将来が不安になる

 

HSCのお子さんは、「癇癪」や「わがままに見える行動」があり、周りと比べて成長がゆっくりに感じることもあるかと思います。

 

繊細すぎる特性から

ママ
うちの子このままで大丈夫かな、社会に出て困らないかな」
と親御さんは将来の不安までふくらんでしまいますよね。

 

今うまくいっていないことはこの先ずっとダメかも、と感じてしまって、どんどん気持ちが重くなってしまいます。

 

いきまる
「どうにかしてあげなきゃ」と気を張ったり、「どうにかしたいのに、答えが見えない」と不安になってしまうことで、疲れてしんどくなってしまうのです。

 

自分の思いどうりの行動ができない

 

お子さんを育てていると、

ママ
「失敗させたくない」
「困らせたくない」
という思いから、ついつい口を出してしまうことがありますよね。

 

それはお子さんのためを思ってのことですが、お子さんにうまく伝わらなかったり、助言通りに動いてくれないと、親御さんの気持ちも報われず、無気力や孤独感を感じてしまいます。

 

お子さんも変わらないため、「何も良い方向に行かない」と考えてしまい、自分の行動が無意味に感じてしまいますよね。

 

また、HSCのお子さんにできるだけ寄り添おうとして親御さんは自分の都合を二の次にしがちです。

そのため、仕事が滞ってしまい、イライラ焦りが生じます。

 

 

いきまる
こんなことが毎日であれば、そりゃしんどいですよね。

 

周りの理解がない

 

HSCのお子さんは、家や親御さんの前では自分の気持ちを正直に表現できます。

 

いきまる
しかし、外では周りの状況を判断し、頑張ってその場に合った行動をしようとするため、「いい子」「しっかりしている」とみられることが多いのです。

 

そのため、親御さんが周りの人にお子さんの繊細さを説明しても、何が大変なのか理解してもらえないことが多々あります。

 

また、親御さんのHSCの特性に配慮した行動が、周りからは「甘え」だと言われてしまうこともあります。

 

理解してもらえなかったり、否定されることがつづけば、だんだん話すことが怖くなってしまいます。

 

いきまる
相談したくてもできませんよね。

 

また

ママ
「私の育て方は間違っているのかも」
と感じてしまい、孤独ストレスを感じてしんどくなってしまうのです。

 

HSCの子育てが疲れない6つの方法とは?

 

いきまる
HSCの子育てはとてもエネルギーを使い、気づけば心も体もぐったりで、疲れてしまいますよね。

 

しかし、実は「疲れない」関わり方があります。

 

HSCの子育てが疲れない6つの方法
  • まずはHSCについて理解する
  • 癇癪や不機嫌が起きて当然と思っておく
  • 自分と相手の境界線を引く
  • マイペースな子育てでオッケー
  • 将来この子は大丈夫と信じる
  • 自分を褒める

 

それぞれ説明します。

 

まずはHSCの特性について理解する

 

HSCは病気や障害ではなく、生まれ持った気質です。

また、親の育て方のせいでもありません。

 

いきまる
そのため、治そうとするのではなく、HSCの良い部分も悪い部分も受け入れて理解することが大切です。

 

お子さんの特性を理解できれば、

ママ
「そうか、音がうるさいから辛かったんだね」
「楽しいけど疲れちゃって不機嫌なんだね」
と、いちいち
ママ
「なんで?どうして?」
イライラしなくなります。

 

いきまる
まずはHSCを正しく理解することで、お子さんへの関わり方や考え方が変化し、疲れることも減ってくるでしょう。

 

癇癪や不機嫌が起きて当然と思っておく

 

HSCの特性を理解したうえで、親御さんの心構えとして、癇癪がおきても仕方ない」「そうなって当然」と思って行動されることをお勧めします。

 

お子さんが喜ぶと思って親御さんが考え行動したことであっても、HSCのお子さんは不機嫌になったり、癇癪をおこしてしまうことがよくあります。

 

いきまる
そうなってしまったら親御さんはイライラするし、ショックですよね。

 

それは、楽しいけど刺激が多すぎて疲れてしまったり、完璧主義で口出しされたくなかったなどといった、HSCの特性からくる結果なのです。

 

親御さんとしては

ママ
あなたのためにやってあげたのに!」
と思ってしまいますが、
ママ
そうだよね、そうなるよね。」
と、HSCのお子さんはそうなって当たり前!と思っておきましょう。

 

いきまる
そうすることで、イライラやしんどさが抑えられます

 

自分と相手の境界線を引く

 

HSCのお子さんのことを心配して、親御さんが「守らなきゃ」「傷つかないように」と行動することがあるかと思います。

 

しかし、その行動が時に過干渉になってしまうことがあります。

 

いきまる
お子さんが親御さんの考えるように行動すれば、うまくいく、傷つかなくて済むと思ってしまうことはとても危険です。

 

お子さんの自分で考え成長する機会を奪ってしまいます。

 

また、自分の思う通りに行動しないお子さんを見てイライラ、不安が募りしんどくなったり、心が疲弊してしまうのです。

 

ママ
「お子さんと自分は違う人間なんだ」
お子さんと自分の間に境界線を引きましょう。

 

いきまる
私のママ友の話ですが、HSCのお子さんが学校に行き渋りになった時、お母さんと夜、二人きりでゆっくり話をしたがったそうです。

 

お子さんとしては、小さな弟がいるためゆっくりお母さんと話せる時間をとりたかったのだと思います。

 

お母さんもそのことは分かっていたし、HSCのお子さんの気持ちを守りたい、気持ちを吐き出してあげたいと思い、毎日夜中まで聞いてあげたんだそう。

しかし、お子さんも寝不足になるし、自分も毎日何時間も付き合うのに、気持ちも体も疲れ切ってしまったそうです。

 

そわそわイライラしていることがお子さんにも伝わったのか、

繊細ちゃん(娘)
「ママごめんね、大丈夫?」
と聞いてくるようになってしまいました。

 

お子さんのため、と思って頑張ったけれど、自分のことも大事にしないともたないし、結局お子さんのためにもならないと感じたそうです。

 

それからは、お子さんの夜のお話会に時間を決めたり、疲れているときは正直に

ママ
「今日はママ疲れていて早めに寝たいから、30分だけでもいいかな」
とお子さんに相談をしました。

 

お子さんは全く嫌がらず、

繊細ちゃん(娘)
「いつもありがとう、この時間を作ってくれようとしてるだけでうれしい」
と言ってくれたそうです。

 

いきまる
そのうち夜話をしなくてもお子さんも眠ることができるようになったそうですよ。

 

 マイペースな子育てでオッケー

 

いきまる
HSCの子育ては、一般的な子育て方法ではうまくいかないことがありますよね

 

HSCのお子さんは生まれつき感じ方や反応の仕方が繊細です。
みんなと同じペースややり方では、疲れてしまったり、自分らしさを出せないのは当たり前なのです。

 

親御さんがお子さんに合った対応をしていると、時に周りから

「甘やかしている」
「そんなことじゃろくな大人にならない」
と言われてしまうこともあります。

 

また、周りと比べてしまって、焦ったり不安になってしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、お子さんのことを一番理解しているのは、周りの他人ではなく、そばにいる親御さんです。

それこそ、前述した「境界線」を自分と他人との間に引きましょう。

 

そばにいる親御さんがその子らしさを守ることが、お子さんにとって安心につながり一番の力になります。

 

この記事を読まれている親御さんは、HSCのお子さんの子育てのことで悩み、調べ、色々な方法を試されてきた方だと思います。

試行錯誤をして、お子さんに合った子育てをしようとされているんだと思います。

 

いきまる
他人が何と言ってようと、是非自信を持って、マイペースに子育てをしてください。

 

将来この子は大丈夫と信じる

 

今は

ママ
「この子将来大丈夫かな」
と心配になることも多いかと思います。

 

しかし、HSCのお子さんには強い責任感、高い共感力があり、深く考えることができるという将来社会で大きく活躍できる力を持っています。

 

いきまる
また、自分なりの価値感や感性を持っており、合う環境下では本領を発揮することができます。

 

HSCのお子さんは「自分のペース」でしか動けないこともあります。

 

焦らせてしまうと余計に動けなくなってしまうでしょう。

 

少し時間はかかるかもしれませんが、お子さんが成長し、自分の強み弱みを理解し、一つ一つ問題を自分で乗り越えていくことで自信につながっていくのです。

 

いきまる
「いつかはできる」と信じて待つ姿勢も大切です。

 

今は子育てで心配事が多く不安を抱えているかもしれませんが、HSCの素晴らしい特性からも、長い目で見れば問題ないと考えられます。

 

ママ
「そうか、今は育てにくいけど、この子はHSCという強みがあるから大丈夫なんだ」
そう考えることができれば将来の過剰な不安も感じなくなり、気持ちも楽になります。

 

いきまる
お子さんにも余裕をもった対応ができるようになりますよ。

 

自分を褒める

 

HSCのお子さんが癇癪や不機嫌になったとしても「そうなって当然」と思っておくと、イライラやしんどさが抑えられる、と前述しました。

 

いきまる
しかし、そうは言っても心に余裕がないときやお子さんの癇癪に巻き込まれてしまう時は、分かっていてもイライラするし、疲れてしまいますよね。

 

それは仕方ないものです。

親だってずっと仏様ではいられません。

 

いつもお子さんのことを考えて行動されている、それだけで素晴らしいのです。

 

ママ
「今日自分はお子さんのためにご飯を用意した」
「お子さんの話を聞いた」
その結果、お子さんが不機嫌になったり癇癪をおこしたとしても、その行動を起こしただけで自分はすごい!えらい!とご自身を褒めてあげましょう。

 

いきまる
親御さんが自分のためにしてくれている行動だということは、繊細で敏感なお子さんは気づいていますよ。

 

では、具体的にどのように自分を褒めると良いのでしょうか。

 

次の章で詳しくお伝えしますね。

 

自分を褒めて、子育ての疲れを軽くしよう

 

HSCのお子さんの育児は、特に細やかな配慮が必要で、心身ともに疲れてしまうこともありますよね。

 

ママ
「ちゃんとできていない」
と感じて自信をなくすことも多いかもしれません。

ついついお子さんのことばかりに気を取られがちですが、ちょっと立ち止まって、ご自身の頑張りを認めてあげてください。

 

小さなことでも

ママ
「自分はよくやってる」
と感じられるようになると、子育てのしんどさはぐっと軽くなります。

 

また、ご自身を褒めることで自己肯定感が上がり、心に余裕が生まれます。

 

いきまる
親御さんがニコニコしていることが、HSCのお子さんにとってもうれしいことです。

 

お子さんの機嫌を気にすることも大切ですが、それ以上に、親御さん自身が心地よく過ごせるように意識を向けることが、結果としてお子さんの安定にも繋がります。

 

普段、私たちはどうしても「できていないこと」に目が向きがちです。

しかし、一日を振り返ってみると、小さなことでもたくさんの「できていること」があるはずです。

 

そこに意識を向け、自分自身を褒めてあげることで、自己肯定感は少しずつ育まれていきます。

 

では、具体的にどのように自分を褒めたら良いのでしょうか?

 

自分の褒め方具体例
  • できたことを書き出す
  • 「言葉にして」自分に声をかける
  • 自分へのごほうびを決める

 

 

具体的にご紹介しますね。

 

できたことを書き出す

 

紙にでも携帯のメモ機能にでもいいので、「うまくできたこと」「がんばったこと」を書き出してみましょう。

 

  • 「朝ごはんをちゃんと作れた」
  • 「洗濯物を畳めた」
  • 「子どもを笑顔で送り出せた」
  • 「少しでも自分の時間を持てた」

など、どんな小さなことでも構いません。

 

視覚化することで、

ママ
「今日も頑張ったな」
と実感しやすくなります。

 

いきまる
寝る前に見返すのもおすすめです。

 

「言葉にして」自分に声をかける

 

心の中でも、声に出してでも、

ママ
「私、よくやってる」
「今日は十分がんばった」
と自分に話しかけましょう。

 

鏡を見た時に、

ママ
「今日も頑張っているね」
「素敵な笑顔だよ」
と、笑顔で自分に話しかけるのもいいですね。

自分の顔を見ることで、客観的に自分の状態を認識し、労わりの気持ちを持つことができます。

 

いきまる
最初は照れくさいかもしれませんが、繰り返すことで、自然と前向きな気持ちになっていきますよ。

 

自分へのごほうびを決める

 

ママ
「〇〇ができたら、好きなお菓子を食べよう」
「30分だけ好きな動画を観よう」
など、自分に小さなごほうびを用意するのもおすすめです。

自分の頑張りをちゃんと評価してあげることが、心のエネルギー補給になります。

 

いきまる
頑張った自分へのプレゼントとして、喜びを感じる時間を持つことが大切です。

 

まとめ

HSCのお子さんの子育ては、その繊細な気質から、正直疲れてしまう場面が多く、しんどさを感じるかと思います。

 

しかしそれは、親御さんが真剣にお子さんと向き合っているからこそ、つい頑張りすぎてしまうからなのだと思います。

とても深い愛情があるからこそですよね。

 

今回お伝えした

HSCの子育てが疲れない6つの方法
  • まずはHSCについて理解する
  • 癇癪や不機嫌が起きて当然と思っておく
  • 自分と相手の境界線を引く
  • マイペースな子育てでオッケー
  • 将来この子は大丈夫と信じる
  • 自分を褒める

 

これらは特別なスキルがなくても今すぐ始められます。

試していただくことで、今までよりも心が軽くなり、グッと子育てが楽になります。

 

がんばりすぎる毎日の中で、ほんの少しでも

ママ
「自分、よくやってる」
と感じられる時間をつくってあげてください。

 

それが、HSCの子育てを続けるための大切な支えになります。

 

いきまる
親御さんの笑顔が増えると、不思議とお子さんも安心して自分の力を出せるようになりますよ。

 

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