【HSC自己肯定感を高めるポイント3選】親子で緩みながら絆を深める方法

HSCの特徴として、「自己肯定感を持ちにくい」傾向があります。

自信を失いやすいHSCの子はその不安から

  • 新しいことにチャレンジできない
  • ママの側から離れられない
  • 些細なことですぐ泣いてしまう
  • 人が注目すると萎縮してしまう

など一歩踏み出すことが苦手になり、生きづらさを感じているかもしれません。

 

いきまる
集団生活の中でその様子を見たり、聞いたりすると、心配になって
このままではいけない!とママ自身にも力が入りますよね。
それがストレスになることも・・・

 

自己肯定感を高める方法それは親子で緩むこと。

自信をつければひといちばい個性や感性を爆発させてパワーを発揮するHSC。

自己肯定感を高めるポイントを知れば、HSCの子の能力や魅力が引き出されます。
またママと子の絆を深めることに繋がりますので、ぜひ試してみて下さいね。

 

HSCの子が自己肯定感を持ちにくい理由とは?

なぜHSCの子が自己肯定感を持ちにくい傾向にあるのか・・・

 

自己肯定感を持ちにくい理由
  • 人の感情を敏感に察知する

⇒特に怒りというネガティブな感情に対して敏感に反応するため、ささいな一言で傷付き
否定のエネルギーの影響を受けやすくなります。

  • 自分にとても厳しい

⇒よく気が付き、物事を深く考えるので、「他人と比べて自分はできていない!」と強く落ち込み、自分を非難してしまいます。

  • 大人の望む行動をとる

⇒親の顔色を気にして機嫌を伺ったり、「いい子であれば喜んでくれる」「受け入れてくれる」と聞き分けの良い子になろうとします。

素直で真面目な性格だからこそ多くの情報が頭に入り、自信を失いやすくなります。

 

繊細ちゃん(娘)
ママに褒められるように頑張らなきゃ!

 

自己肯定感を高めるポイント3選

そもそも自己肯定感とは何なのか・・・

自己肯定感とは,自分がいて他者がいて,その中で自己の存在を肯定できる感覚である。

自分をさらけ出すためには,安心感のある人間関係が必要になる。

それは自己肯定感が育つ心理的安全性のある人間関係ということができる。

心理的安全性とは,集団の中で自分の意見を安心していうことができる,本音を話せる関係性がある状態である。

公益社団法人 日本心理学会

つまり、安心して本音を伝えられる人や環境があれば自己肯定感を育みやすいということ。

そのためのポイントをご紹介します。

 

①HSCの子の気持ちになりきる!

そうは言っても子供の頃の気持ちを思い出して咄嗟に行動するのは難しいですよね。
ポイントはHSCの子のやりたい!伝えたい!と思う関心事に関心を持つことです。

 

ママはHSCの子の言動や行動に対してついつい

  • こうしたらよいのに~
  • 時間や効率が悪いなぁ・・・
  • 怒る必要ないのに

などママの気持ちを優先して伝えてしまいます。

 

それに対し、敏感に人の気持ちを察することのできるHSCの子は自分の気持ちが理解してもらえないと、自信を失ってしまいます。

 

ママの気持ちは一旦封印

主観は入れずに、子供が何を思って行動しているのかそこに注目するように意識をしてみましょう。子供は失敗して当たり前、言い訳して当たり前、出来なくて当たり前なのです。
そこからがスタートだと思うようにしましょう。

 

いきまる
それってかなり修行ですよね・・・・。
主観を入れてしまった!と思った時は、「ごめんごめんそうだよね。〇〇って思ったんだもんね」と言い直せばOKです。

 

②HSCの子を認める声かけをする!

ママ
〇〇ちゃんって絵を描くのがとても上手ですね~
ママ
そんなことないですよ~。絵を描くのは好きですけど、集中力がなくて・・・

 

せっかく褒めてもらっているのに、我が子をの頑張りを素直に喜べない経験ってありませんか。

日本人の風潮で、認める=自慢しているように捉えられてしまうのではないか・・・と他人の目を気にしてしまいます。

 

その気持ちとても分かります。

しかし、大人にとっては大したことのない出来事も、HSCの子のできた!は一大イベントです。

ママが認めてくれていると思うとても安心して前に進めます。
他人の目より目の前のいる我が子の「できた」を一緒に喜んであげたいですね。

 

いきまる
言いすぎてしまった日であっても、一日の最後に必ず「大好きだよ。ママの宝物だよ」と伝えればきっと大丈夫!何度でも何度でもやり直せます。

 

③HSCの子の得意を伸ばす!

感受性が高く、物事を深く考えることが得意なHSC。
その特徴を活かせるコミュニティや習い事を見つけることができれば自信に繋がります。

 

ママ

字が書くのが苦手だから習字をやらせたいなぁ。

いつも家にばかりいるから体操教室なんてどうかしら。

オンラインの英会話レッスンがある!英語は将来できないとね。

 

せっかく参加するのであれば、苦手な分野を克服できるようにさせたいですよね。
しかし、ここで注意しなければならないことは、成果や勝ち負けを求めたり、継続することに拘らないことです。

 

大切なのは「できたこと」ではなく、「できる」や「好き」を増やすことです。

 

笑顔で元気に参加していればそれでOK。
新しいコミュニティの場ができたことや人との出会いを一緒に喜びましょう。

 

いきまる
集団行動が苦手なHSCの子は一人で出来る「水泳・体操・英会話・茶道」や自分を表現しやすい「ピアノ・絵画・陶芸」などおすすめです。
思考力を活かすなら「プログラミング・将棋・そろばん」なども楽しめると思います。

 

繊細ちゃん(娘)
自分で決めたことは頑張れるよ~!

 

ママも一緒に!自己肯定感は【緩めながら認める】

ママ
自分を高めるって一番難しい・・・・

毎日HSCの子に向き合い頑張っているママに「自己肯定感を高めよう」とだけ伝えるとそれだけでプレッシャーになり、気持ちが張り詰めてしまいますよね。

 

いきまる
高める意識ではなく、クラゲになった気持ちでゆらゆらとリラックスしながら自分自身を認めてあげましょう。

 

緩めながら認める方法
  1. 優しいことばで自分を認める
    ⇒今日も無事に子供たちを見送れたなぁ。それだけで充分、お疲れ様。
    ⇒余計な一言で傷付けてしまった。自分に余裕がなかったんだよね・・・。
    ⇒どう思われているか気になる・・・臆病なところも含めて私なんだ。
  2. 自分を褒めて、認めてくれる人を持つ
    ⇒自分では気付かなかった良さを引き出してもらえると自信になります。
  3. 成功体験を思い出す
    ⇒「今」に気持ちを向けるのではなく、「過去できたこと」を思い出して自分の良さを認め直す。
  4. 自分の時間を作る
    ⇒5分でも自分の好きなことに没頭する。「音楽・香り・食」自分のためだけのリラックスタイムを過ごす。

 

悩むということは、それだけHSCの子に向き合い考えている証。
そんな自分を認められると、子供に対してもこのままで良いんだと思えるようになりますよ。

 

まとめ

ここまで、HSCの子が自己肯定感を持ちにくい理由と自己肯定感を高めるポイント3選について書いてきました。

  • HSCの子の気持ちになりきる
  • HSCの子を認める声かけ
  • HSCの子の得意を伸ばす

 

自己肯定感という言葉に捉われず、ママの緩みがHSCの子との絆を深めるポイントに繋がります。
失敗しても大丈夫!親子でリラックスして認め合えば、きっとHSCの子の魅力や個性が引き出されますよ。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

 

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