登園しぶりや拒否ってどう対応していいか困りますよね。
私の子供もよく「休みたい」と言っていました。
朝は、とにかくバタバタしてて子供の気持ちに寄り添う余裕がなかったです。
仕事もしていたので急な休みも取りづらい状況でした。
HSC(人一倍敏感な子)って傍から見たら何てことない事に傷つきやすい子なんです。
なので、些細なことで不安になり登園渋りになり、深く考えすぎて登園拒否になると考えられます。
ママからしたら「そんなことで?」と思うかもしれません。
しかし、HSCの子どもの心境を知ることによって、登園しぶりや登園拒否を解決できるなら…
あなたならどうしますか?
登園しぶりや拒否を「また、行きたくないって言ってる…」って諦めていたら
子供は主張は強くなり癇癪を起してしまい塞ぎこんでしまいます。
HSCに寄り添った登園しぶりや拒否の対策方法となっております。
HSCの子育てママさん、一緒に乗り越えましょう!!
Contents
HSCとは?~HSC4つの特性「DOES」と具体例~
本題に入る前にHSCをなんとなく知っている方でも目を通しておいてほしいです。
HSC(Highly Sensitive Child)生まれつき敏感で繊細感受性が高い子供のことを言います。
D(Depth)→深く考える。
行動するのに時間がかかる。
一を聞いて十を知るタイプ。
O(Overstimulation)→過剰に刺激を受けやすい。
チクチクする服が苦手。
人混みや騒音など刺激が多いと疲れやすい。
E(Emotional&Empatthy)→感情反応が強く、共感力が高い。
怒られている人を見るのが辛い。
不公平なことに強く反応する。
S(Subtlety)→些細な刺激を察知する。
表情や声の調子等、小さな変化に気付きやすい。
物の配置や人の外見の変化に気付きやすい。
「DOES」について詳しく知りたい方は
下記のリンクを参考にしてください。
繊細な子はなぜ育てにくい?知らないと10倍損する、繊細ちゃんママ必須の心得3選!
登園しぶりや拒否はHSCの特性が強く出ています。
次は本題に入りますね。
登園渋りは心のSOS!!
登園渋りは拒否の前兆のこと。心のSOSなんです!
理解し対処していきましょう!!
登園渋りはいつ頃?!
年中さんあたりからが多いようです。(私の子供もまさに年中さんから頻繁に訴えてきました)
また、年長さんになると下の子のお手本にならなくちゃとプレッシャーに感じる子もいます。
登園渋りの原因と対策
集団生活が苦手
集団生活になるとルールがつきものです。HSCは必要以上に意識をしてしまいます。
こういう場面でも「お話し中は静かに聞く」というルールがあればトイレを我慢してしまい
失敗して酷く落ち込んでしまう恐れがあります。
途中行きたくなったら先生に伝えるのも大事だよ
どう対処すればよいかまで伝えておくと安心しますよね。
他、HSCは大声の場所が苦手だったり
お友達が落ち込んでいる姿に共感してしまいストレスを溜めてしまうこともあります。
園から帰宅したら、ダウンタイムをとったり落ち着ける場所の提供してあげましょう。
お外遊びが苦手
お外遊びとなると鬼ごっこやかけっこがあります。
HSCは恐怖を感じやすい為、追われることをとても怖がります。
かけっこや競争系では勝ち負けにこだわります。
遊びのルールの確認したり、お家で鬼ごっこなどの動画を見せたりして
おにごっこはこういう風に逃げるといいよと事前にアドバイスしたり
かけっこの練習をしたりしましょう。
心の準備が出来ていない。
HSCは刺激に弱く不安を抱えやすいので、あらかじめ今日あることを伝えておくか
スケジュールを見えるとこで共有しましょう。
混乱を避ける為、なるべく急な変更は避けましょう。
HSCの登園拒否!!!どうすればいい!?
登園しぶりを超えて「行きたくない」と気持ちが強く表れた時は
休ませることも必要です。
登園拒否になったら、次のことに心掛けて見てください。
登園拒否の理由を探そう!
保育園の先生に状況を伝えましょう。
お子様に無理やり聞き出そうとするのはやめましょう。
HSCは些細な感情でも気づきます。
さりげなく探って保育園の先生と情報を共有しましょう。
少しずつ慣らしていこう
これじゃぁ、休んだ意味がありません。
明日には保育園に行かないといけないというプレッシャーから不安が募り逆効果です。
登園を再開するのも少しずつ慣らしていくといいでしょう。
共感しましょう。
ママも一緒だよ!お仕事なんて行きたくないけど(共感)
娘ちゃんと今週のお休みにお買い物いけるから頑張るよ(楽しみな事を伝える)
お子様もママと一緒に頑張っていることが伝わるので安心して登園できるでしょう。
笑顔で送り出して笑顔で迎えましょう。
その日あったことをいっぱい聞いてあげて、些細な事でも褒めましょう。
一人で抱え込まないで、園の先生に相談しよう!
園の先生にお子様の状況を伝えておくことで登園拒否や渋りの原因が探ることできます。
- 日々の活動や状況を詳しく伝えてくれる。
- いつも以上に気にかけてもらえる。
伝えておくことで一人一人の園児への関わり方の方向性が見つかります。
HSCの繊細、敏感な部分って育てにくいですよね…なので
情報を共有して少しでもお子様の気持ちに気付いてあげることが大事です。
連絡帳でやり取りするか、面談の依頼などをし相談するとよいでしょう。
相談することによって実は先生のお子様もHSC傾向があったようで
話が弾み、些細な事でも報告して下さって相談してよかったです。
まとめ「登園しぶり・登園拒否」
登園渋りは心のSOSであること。
お外遊びが苦手。
心の準備が出来ていない。
少しずつ慣らしていきましょう。
共感しましょう。
笑顔で送り出して笑顔で迎えましょう。
最後は、一人で抱え込まないことです。
まずは現状を伝えるだけでもいいんです。
そこから園側の様子を聞き出し少しでもお子様の気持ちに気付いてあげましょう。
「人一倍敏感」ということを理解し乗り越えていきましょう。