

どうやって反抗期の娘と向き合えばいいの

HSC(人一倍敏感な子)の反抗期って大変ですよね。
いつかは笑って話せるときが来ると思っていても
反抗期中はそうも行ってはられないのが現状…
ですがHSCの特性などをよく理解してクリアすれば
お子様の気持ちに寄り添えたり、お子様の反抗期を軽くしたりできます。
まず、HSCを知ることが大事です。
反抗期でもお子様と仲良くなる秘訣
反抗期に疲れたママへ
これを知る前と後じゃ全然違います。
反抗期って成長過程の一部ですのでママとのコミュニケーションなどが大事になってきます。
HSCの反抗期を理解せずに「まぁただの反抗期だし、ほっておくか…」などと投げ出したら
反抗期の悪化、不登校や兄弟やお友達に八つ当たりして傷つけることがあります。
この記事では、HSCの反抗期に関する重要なことが書かれています。
HSCの子育てでお困りのママ必見です!!
Contents
繊細過ぎるHSCの反抗期の特徴からおさえましょう!


HSCの4つの特性「DEOS」
HSCとは敏感で繊細、感受性が高いなどの気質を生まれ持つ子どものことです。
(Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略称)
HSCには4つの特徴があります。この特徴すべてに当てはまればHSCだと言われています。
【D】 Depth of processing 深く考え、深く処理する
(安全かどうかをよく考えてから行動する、大人びた言葉遣いをする。など)
おやつを出されても「今食べたら夕ご飯が入らないんじゃないか」「後で他に食べる子がいるかもしれない」「今、食べていいのかな」と深く考える力があります。その反面、行動に移すのが遅くなることがあります。
【O】 Overstimulation 過剰に刺激を受けやすい
(興奮することがあった日の夜は眠れない、騒がしい場所・大きな音が苦手。など)
普段、行かない、慣れていない場所に行ったりすると癇癪を起したり早めに帰りたがったりします。
楽しくない、つまらないということではなく、刺激に弱く疲れているだけです。
【E】 Empathy and emotional responsiveness 全体的に感情の反応が強く、 特に共感力が高い
(人が怒られていると自分が怒られているように感じる、絵本や音楽によく感動する。など)
お友達が先生に怒られていたりすると自分自身も落ち込んだり、映画の感動シーンになるともらい泣きしたりします。お友達の気持ちも受け止めてくれている優しい心を持ってますよね。
【S】 Sensitivity to subtleties ささいな刺激を察知する
(髪型や家具の配置などの小さな変化によく気がつく、時計や冷蔵庫の小さな音が気になって眠れない。など)
いつもある場所に物がなかったり、ママの料理の味も少しでも変えれば気付きます。思考や感情のレベルが高い為に小さな刺激でも受けやすくなります。

よくお子様を観察しましょう
実は、内向的じゃないHSCもいる!?
HSCって、行動が慎重だったり、刺激に弱かったり…内向的な性格に捉えますよね
実は、刺激を求めるタイプや外交的なHSCも存在します。
HSCの3割を占めるタイプで「HSS型HSC」が存在します。
「大胆なのに繊細。元気なのに傷つきやすい」という特徴があります。
そういう子は、反抗期が強く表れること多いです。
思春期に起こる反抗的が一番つらい!?
思春期におこる反抗期(第二次反抗期)は、ホルモンバランスも乱れ自律神経も不安定になります。
周囲との考えや違いに疑問を持ち、イライラしたり自己主張したいけど言えない(もどかしいですよね…)
特に、ママには親子の関係上、感情をそのままぶつけてしまいます。

イライラは暴言、暴力にもなることもあります。
反抗期でも仲良くしたい!HSCの第二次反抗期の神対応、秘訣4選



反抗期中に気を付けておきたいことを考えていきましょう
過度に干渉しないことから始めましょう!

何を言ってもイライラ状態な時は、そっと見守ることが大事です。時には回り道も大事です。
見守ることだけではなくちゃんとママの存在を伝えることも必要です。

繊細な気持ちに寄り添いましょう!
反抗期の原因に、体や友達との関係の悩みがあります。



友達がボール遊びばかりしてつまんない!

ママも子供の時、そういう子いた!たまには、違う遊びしたいよねー
子供の気持ちをそのまま受け入れましょう。
コミュニケーションも増えれば、嫌なことがあればママに話していくようになります。

思考をポジティブにかえよう!
成長とともに体の悩みがついてきます。
生理、胸のふくらみ、体型や様々あります。

反抗期の悩みは、その子が一人の大人として自立した考えを持つための大事な要素となります。
まだ、知らない知識を加えることで思考をポジティブに変えていってあげましょう。

大人になっていくことの楽しみをお子様に伝えてあげましょう。
HSCは元々、人一倍敏感である性格から、思春期にも敏感であり体やホルモンバランスの変化に過敏に反応します。
お子様が今抱えている体の悩みをネガティブに捉えているのであれば、ママが知識を教えてあげてポジティブに思考を整理させてあげることも大事です。

頑張らなくていいよ!たっぷり甘やかそう!
体の成長とともに自律神経が乱れてしまい、イライラしたりめまい頭痛が起きやすくなります。
集中力も欠けてしまいます!
周りの期待に応えようとする完璧主義、または症状があってもうまく説明できないHSCとってはとてもストレスがたまります。学校に行きたくない…と抱え込んでしまうかもしれません。

そういう時は、学校の先生に相談したりママが手伝ったりしてあげましょう。
そして、お子様がやりたいと思うことはじゃんじゃんやらせてあげてください!
得意なことで自信がつくと自分の自信のなさもカバーできます!

怒ってしまったことは仕方ない!HSCに効果的なフォローの仕方
反抗期ってわかっていても、ついついガミガミ言ってしまいますよね。


お子様の気持ちもママの気持ちをスッキリすることができますよ!
スキンシップでママとの関係が回復!!
ついつい怒ってしまった後、反抗期だとは言え不安な気持ちもあるでしょう。
少し時間を置き優しくギュッと抱きしめてあげましょう。
お子様にも安心感を与えることができますよ。

ママの気持ちを伝える
ママも完璧じゃありません。声に出して伝えるって本当に大切です。
気持ちを落ち着かせてから伝えるといいでしょう。

気持ちの整理を一緒にしましょう

お子様にも理由があるはずです。落ち着いてるときに優しく聞きましょう。
お子様が話してるときは否定などせず、受け入れてあげてくださいね。
ママだって頑張っているんだ!反抗期に疲れたママへ

私もよく子育てだけじゃなくて家事も仕事もあるし、そんな仏のようなことできない!
でも、子供とは向き合いたいし家族の時間を最優先したいと考えてます。
疲れた時は、お子様の好きなものを買っていったり(100均とかで大丈夫!)
どうしても言い返してしまう時はママの気持ちを紙に書いて伝えたり
たまには、外食でもして気分転換することも必要です。

まとめ「HSC反抗期について」

HSCは、敏感で過敏な為、刺激を受けやすいです。些細なことでイライラしてしまいます。
・気持ちに寄り添う
・思考を変えてあげること
・たっぷり甘やかすこと
反抗期の子供に疲れたら、余計なことは考えずにママも楽していいんですよ!