繊細な子(HSC)は育てずらいと、感じてしまうことがありますよね。
繊細なのは自分のせいではないかと、考えてしまうこともあります。
HSCはとても敏感で、繊細な気質の子供のことです。
気質ですから、生まれ持ったものです。
親の育て方の問題でHSCになるのではありません。
繊細な子は親のせいではありませんよ。
繊細な子の特性とは?
もしかすると、あなたのお子さんはHSCかもしれません。
それが、あなたがお子さんに感じている繊細さの、原因かもしれません。
HSCとはHghily Sensitive Childのことです。
HSCは、とても敏感で、繊細、そして感受性の豊かな気質を持った子供のことです。
繊細な子(HSC)は5人に1人いると言われています。
繊細な子(HSC)にはいろいろな特性があります。
HSCと一言で言っても、どの特性が強いかによりさまざまです。ママ友のお子さんの話を紹介します。
ママ友のお子さんが保育園のころ、保育園に向かう車の中で、いつも涙を拭いているから、「どうしたの?」って聞いたら、「太陽を見ると、涙がでちゃう」っていってたよ、と話しててくれたことがありました。
その他にも、いつもよりオシャレをしていたら、「いつものママじゃない!着替えて!」と言われたこともあるそうです。
HSCではない子供にも特性はいろいろありますよね。
活発な子、おとなしい子、本が好きな子、お絵かきが得意な子、みんなそれぞれ特性があります。
HSCだけが特別ということでは、ありません。
繊細な子のメリット5つ!
HSCには繊細だからこその、いいところがたくさんあります。
- 細かいことに気づく
- 共感力がある
- 難しい言葉を使う
- 直観力が優れている
- 優しい注意でいい
繊細な子(HSC)は細かいことに気づき、相手の表情などから、今相手が
どんな気持ちか察する力があります。
空気が読めることは、集団生活の中でとても役立ちます。
直観力が優れていることもいいことですね。
何かを決めるときにとてもスムーズに決めることができます。
繊細な子(HSC)を叱るときは、大きな声を出す必要がありません。
大きな声で叱るのは、大人も疲れますよね。
優しく注意するだけでいいので、親もイライラしなくて済みます。
繊細な子の子育てで気を付けること
繊細な子(HSC)にはいろいろな特性があります。
一人ひとり、持っている特性もさまざまです。
繊細な子(HSC)の子育てで、気を付けることは、HSCの特性を理解して、共感してあげることです。
HSCは生まれつきなので、親のせいではありません。
しかし、環境や育て方でHSCの特性も変わってきます。
間違った接し方を続けていると、繊細さがひどくなってしまうかもしれません。
不安になったかもしれませんが、大丈夫です。
繊細な子(HSC)は感受性が豊かです。
その分刺激を受けやすいです。
ですが、良い刺激も受け取ってくれやすいのです。
例えば、何かできなかったとき、
というか
出来なくて悲しかったね。
じゃあ、どうすればできるか、一緒に考えてみよう。
と、いうかでは、繊細な子(HSC)の受け取り方は、大きく変わってきます。
HSCの繊細さは、ママ自身が責任を負う必要はありません。
HSCの特性を理解して、共感してあげることです。
それにより、子供の可能性はいくらでも大きくしてあげることができます。
まとめ 【繊細な子は親のせいではない!】
と、思っている親は、意外に多いのかもしれませんね。
HSCは遺伝だといわれることがあります。
でも、HSPではない親からもHSCは生まれています。
遺伝だけのせいではありません。
子供のことを、真剣に考えているからこそ、自分のせいだと思ってしまいますよね。
HSCは感受性が豊かです。
感受性が豊かなことは、いろいろな事を吸収する力が優れているということです。
そこを伸ばしていく育て方をしていくといいですよ。
繊細な子(HSC)だから、子育てにとても気を使っていくわけではありません。
こうしなくちゃではなく、こういう時はこうしてあげようくらいで、気を張りつめずに、子育てを楽しんでいけたらいいですね。
いろいろな事を吸収するので、お友達が悲しんでいると自分も悲しくなる。